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よくある質問

  • Q.33歳の男性です。私は2月下旬に急性前立腺炎と診断され、1週間程札幌市内の病院に入院しました。現在は通院で、抗生物質を服用しています。この病気は完治するのでしょうか?
  • A.一般的には完治します。ただし、すぐ再発したり或いは直りにくい場合には何か原因となる病気がないかどうか一度調べる必要があると思います。

  • Q.47歳のサラリーマンです。会社の健康診断で尿にタンパクが混ざっていると言われました。別に体調はどこも悪くはありませんが、このままにしておいても大丈夫でしょうか?
  • A.将来腎機能が悪くなるような慢性腎炎のようなものでもタンパクが出ますし、場合によっては腎臓に腫瘍があったり、あるいは尿路感染にともなうタンパク尿もあります。したがって一度尿路系に問題がないかどうか、腎機能も含めてチェックを受けるのがいいと思います。

  • Q.58歳の女性です。病院で「慢性腎不全の疑いがあります」と言われました。どのような病気でしょうか?簡単に治るものでしょうか?
  • A.完全に治るということはまず無いと思います。しかし今の腎機能に見合った薬物療法やあるいは食事療法など自己管理をすることで、進行を遅らせることは十分可能性があると思います。いずれにしても一度専門医を受診してきちんと相談してみるのがいいと思います。

  • Q.48歳の男性です。最近、日本でも増えているといわれている前立腺癌の検査は何歳くらいから受けたほうが良いでしょうか?
  • A.前立腺癌の検査はPSAという腫瘍マーカーでかなり正確にわかります。一般的には50歳代から検査を始めてもいいと思いますが、 特に家系に前立腺癌の方がいらっしゃれば少し早めに40歳代半ばぐらいで一度受けておくほうがよいかもしれません。

  • Q.38才の男性です。最近尿の回数が増えました。宴会などでお酒を飲むと何度も席を外してしまいます。場がしらけるのも嫌なので我慢しがちですが、なにかの病気でしょうか?
  • A.年齢的に若いのであまり大きな病気が隠れているとは思えないのですが、いわゆる非細菌系の 慢性の前立腺炎 が考えやすいです。しかし原因となる疾患が隠れている可能性もありますので、一度専門医を受診して調べてもらう必要があると思います。

  • Q.52歳の主婦です。冷たい水で手を洗ったり、冷房の効いた場所にいると尿が漏れそうになったり、実際に漏れてしまうことがあります。なにかの病気ですか?
  • A.ある程度の年齢になってくると膀胱が過敏な状態になって尿が近くなったり、ご質問のようないわゆる切迫性尿失禁という出が強くなることがあります。そういう状態には背景にたとえば膀胱の腫瘍だとか炎症だとか、尿路結石だとか原因になる疾患が隠れている可能性がありますので、一度専門医を受診していただいたほうがいいと思います。

  • Q.52歳のサラリーマンです。会社の健康診断で尿酸値の数字が高いといわれました。今後はどのような生活を心掛ければいいのでしょうか?
  • A.腎機能が悪い場合でも尿酸が高くなるケースがありますが、腎機能が正常だという前提だとすると、尿酸の原料になるプリン体というものが多く含まれているよう な食事をなるべく制限するようにします。食事療法にもかかわらず尿酸値が下がらなければ、お薬を飲んで尿酸値のコントロールをしたほうが将来的に腎機能にもいいと思いますし、もちろん通風などの発生の予防になると思います。

  • Q.28歳の主婦です。胎児超音波診断というもので、産まれてくる子どもが水腎症の疑いがあるといわれました。誕生後はどのようにしたらよいのでしょうか?
  • A.水腎症の原因はいくつか考えられます。お子さんがお生まれになってから、一度専門医を受診して腎臓の状態・腎機能などをきちんと調べてもらい、その後治療方針を決めたほうがよいと思います。

  • Q.45歳の男性です。最近尿に血が混じるときと混ざらないときがあります。これはどのような病気が考えられるでしょうか?
  • A.肉眼的な血尿は治療しなければならない病気が隠れている可能性がかなりあると思います。例えば膀胱の中に「おでき」があっても、あるときは出血し、あるときはピタっと治まってしまう、ということはよくあります。いずれにしても、特に尿路の悪性腫瘍が隠れていないかどうか、早めに専門医を受診してきちんと検査を受けていただいたほうがいいと思います。

  • Q.32歳の女性です。もともと腎結石があり、2年前に破砕手術をしました。 なんとなくその時から尿が近く日中1日2回ほどしかいかなかったのに、今は30分に1回やマグカップのお茶を飲むと30分もしないうちにものすごい尿意をもよおします。何が考えられますか?
  • A.原因として2つ考えられます。一つは結石の破片が膀胱の近くまで落ちてきて膀胱を刺激している場合、もう一つは石とは全く関係のない膀胱の無力性収縮というものも考えられます。 いずれにしても泌尿器科専門医を受診していただいて、治療していただいたほうがいいと思います。
  • Q.42歳の男性です。2週間程前起床してすぐにコーヒー色の尿が出ました。それで1時間後、かかりつけの内科の主治医に診ていただきました。すぐに、止血剤を点滴で打ちそれからエコー検査をしてもらいましたが、結果は異常なし。専門医で見てもらったほうが良いでしょうか。
  • A.早急に泌尿器科専門医の受診をしたほうがいいと思います。尿路上皮癌といいまして泌尿器科の癌の可能性が十分にあります。内科で異常が無いと言われても、非常に危険な病態です。一度必ず早急に泌尿器科受診をしてください。

  • Q.52歳の男性です。健康診断で尿にタンパクが混ざっているといわれました。再検査をしたら、問題はないといわれましたが、本当に大丈夫でしょうか?
  • A.尿タンパク、尿にタンパクが混ざっているということは腎臓に異常がある場合でも尿にタンパクが混じることはあります。しかし、帯同性で尿にタンパクが混じることもありますので、全く問題も無い場合もあります。ただ、量が増えないかどうか3ヶ月から半年に一度尿タンパクの検査を継続してもらったほうが安心だと思います。

  • Q.37歳の男性です。結婚して10年になりますが、子供ができません。私の方に問題があるのか、病院で検査を受けたいのですが内科でもかまいませんか?
  • A.性器の検査が必要になります。精子の数や奇形率その他専門領域に入りますので、内科ではなく泌尿器科専門医に受診されたほうがよろしいかと思います。

  • Q.私の53歳になる友人ですが、腎臓が悪く毎月病院で検査をしていました。 ある日の検査で「いつからかわからないけど、いずれは人工透析をしなければなりません」と言われました。食事療法などで透析を遠ざける方法はありますか?
  • A.基本的にはありません。タンパク制限、運動制限をすることで少し延ばせるかもしれませんが、基本的には透析を延ばすということは難しいです。とくに風邪や下痢などをした場合、腎臓の機能が急激に悪くなることがあります。そうなった場合は必ずかかりつけの病院へ直行してください。

  • Q.健康診断の血液検査で前立腺癌の疑いがあると診断されました。前立腺癌かどうかの検査が今から一か月後の10月の始めとのことです。そこでもし癌と診断されたら 手術は11月とのことでした。もし手術の場合は早ければ早い方がいいのではないのでしょうか?
  • A.もし癌が見つかった場合、検査を行い癌の進行度を調べます。その上で手術に向けて自己血処決を行いますので、結局前立腺の生検から手術までは急いでも3〜4週の期間が必要となります。癌の進行度を把握し、適切な治療を選択し、また安全に手術を受けていただくための準備が必要であることをご理解いただきたいと思います。

  • Q.62歳の女性です。夫が前立腺肥大症で通院していますが、いずれは前立腺癌になるのでしょうか?予防方法はあるのでしょうか?
  • A.前立腺肥大症は良性の状態でそれが癌に変わるということはありません。ただし、前立腺肥大症と前立腺癌が一緒にできるということは十分あることです。前立腺癌を予防する方法はありませんので定期的に主要マーカーなどの採血をして、万が一悪くなった場合には早期発見、早期治療できるようにするのが一番いいと思 います。

  • Q.30代前半の女性です。以前、膀胱炎のような症状、尿をしたあと痛かったり、血尿が出たりしたことがありました。今は痛みはありませんが、今度は横腹と頭痛がひどく、高熱を出すときが度々あります。何が考えられますか?
  • A.膀胱炎は膀胱に細菌が感染し炎症が起こった状態です。症状は血尿や頻尿、排尿痛などがありますが発熱はありません。しかしこの炎症が腎臓にまで及びますと腎盂腎炎となる場合があります。腎盂腎炎の症状は高熱、わき腹の痛み、悪心(おしん)、嘔吐などです。放置しておくと慢性化する場合がありますので、早期に専門医を受診することをおすすめします。

  • Q.65歳の男性です。晩酌で毎日、日本酒を2~3合は飲みます。先日、前立腺肥大症と診断されてお酒は控えるようにと言われました。でもお酒は止められません。どうしたらいいのでしょうか?
  • A.アルコールは前立腺のところの尿道の抵抗を上げて、排尿の状態を悪くするといわれていますので、ひどい場合には急におしっこが詰まってしまうという場合もありえます。そういうことを考えて、ほどほどにするのがいいのかな…と思います。

  • Q.65歳の男性です。尿の出が弱く、最近腰が痛くなりました。泌尿器科で治るものでしょうか?
  • A.高齢男性の排尿困難の原因は多岐に渡ります。最も多い疾患は前立腺肥大症です。他にも脊椎疾患や脳梗塞後の神経因性膀胱でも排尿障害が起こる場合があります。また糖尿病でも同様に膀胱の収縮力が弱くなり排尿困難をきたす場合があります。いずれの場合においても泌尿器科で診断、治療が可能ですので受診する ことをおすすめします。

  • Q.40歳の主婦です。3年前に長男を出産してから尿もれパッドが手放せません。くしゃみや咳でも尿がもれてしまいます。出産となにか原因があるのでしょうか?
  • A.膀胱に対して、骨盤内のほかの臓器や骨盤底筋と呼ばれる骨盤内の筋肉が連動して、尿失禁を食い止める働きをもっています。経膣分娩の経験がある方の場合、膀胱を後方から支えている膣の弾力性が低下することにより尿失禁を起こすことが知られています。治療としては骨盤底筋を鍛える運動療法や失禁を抑える薬物療法が一般的です。重症の場合には手術による治療を行なう場合があります。
  • Q.68歳になる父のことで質問です。10月上旬に「前立腺がん」の手術を受けました。最近尿漏れが原因で、かなりストレスが溜まっているようです。普通の状態に戻ることができますか?
  • A.質問をいただいた時点で、手術後まだ1ヶ月半程度とのことですので、今後抗コリン剤という薬を飲みながら外尿道括約筋を強めるような運動を続けることで、十分良くなってくる可能性があると思います。「前立腺がん」の術後の尿失禁に関しては、手術後3ヶ月、半年、あるいは1年というスパンで気長に見ていっていただければ良くなるケースがほとんどだと思いますので、是非頑張ってみてください。

  • Q.以前尿路結石を患ったことがあります。腎臓などに石が溜まりやすい人は、食べ物で気をつけるものがあるとすると、どのようなものでしょうか?
  • A.以前はカルシウムの制限が大事だということでしたが、最近では尿路結石の形成を促進するような「シュウ酸」、例えばほうれん草やチョコレートやコーヒーなど、そういうものの摂取を制限するほうが大事だと言われています。ただし、それにも増して水分を十分とることが一番現実的な再発予防だと思います。

  • Q.58歳の会社員です。お恥ずかしい話、先にトイレに立ったにもかかわらず、後から来る人よりも終わるのが後で尿がなかなか出ません。何が原因ですか?
  • A.58歳という年齢で男性ということから考えると、一般的には前立腺肥大症の症状が出始めている典型的な症状だと思います。ただし中には前立腺の癌のようなもので、このような症状が出ることがありますので、一度専門医に相談してみてはいかがでしょうか。

  • Q.会社の健康診断で尿タンパクが陽性、プラスと言われ検査をうけるように言われましたが、体はいつものように絶好調です。このままにしておいても問題はありませんか?
  • A.自覚症状が無くても尿タンパク陽性の方には、例えば腎臓に炎症があったり、尿路系に何か問題が隠れている場合があります。無症状であっても一度泌尿器科や腎臓内科のような専門医に相談してみてはいかがでしょうか。

  • Q.20代後半の女性です。会社の健康診断で膀胱炎の疑いがあると言われました。しかし尿の回数が多いわけでもなく、自覚症状も全くありません。そのままにしています。何も症状がなければ問題はありませんか?
  • A.はい、年齢的にお若いことと、無症状ということで、一般的にはあまり重大な病気は無いと思います。しかし無症状でも例えば尿路感染が続くという場合、治療しなければ病気が隠れている可能性も多少はありますので、機会がありましたら一度泌尿器科の専門医に相談してみてはいかがでしょうか。

  • Q.40代前半の女性です。腰が痛く整形外科でレントゲン検査を受けました。医師から腎臓が大きいと言われました。今はいたって元気ですが腎臓が大きいとどこかに影響するものでしょうか?
  • A.単純写真で、腎の陰影をなかなか正確に判断できないと思いますので、泌尿器科の専門医を受診してエコーやCTなどでもう少し詳しく調べてもらったほうがいいような気がします。腎臓が大きくなる場合に、例えば、腫瘍のようなもので腎の実質が突出する場合と尿管結石のようなもので、おしっこの流れ道が腫れて水 腎症という状態になる二通りくらい考えられます。一度専門医に相談してみてはいかがですか?

  • Q.20代の女性です。発熱と体のだるさがあり、内科で診てもらいました。「尿路感染で腎盂腎炎になっているのでは?」と先生に言われました。腎盂腎炎はどんな病気ですか?
  • A.腎臓にばい菌がついた状態です。典型的な症状としては高熱、ばい菌がついたほうの腎臓の痛さ、腰痛、背部痛。それから膀胱の刺激症状、いわゆる膀胱炎症状です。きちっと治さないとこじれて重症化することがあります。全く原因の無い単純性の腎盂腎炎もありますが、繰り返す場合には基礎疾患があって治りにくくなっているケースもありますので、一度泌尿器科的にも検査を受けたほうがよいとおもいます。
いぶり腎泌尿器科

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